2012年2月16日木曜日

バイオハザードリベレーションズ 解放と挑戦

久しぶりの更新です。ブログはサボっていましたが仕事はサボっていませんでしたよ(笑)。会社の公式ホームページでも情報公開されましたが、バイオハザードリベレーションズの楽曲制作に参加させてもらいました。皆さん楽しんで頂けているでしょうか? 評判を見る限り、面白い! 怖い! と言う意見が殆どなので嬉しい限りであります。僕がこのプロジェクトに参加する事が決まって初めてのミーティングで大阪へ伺い、ホテルに戻った夜。その日は結局一睡も出来なかった事を今でも記憶しています。それは何故かと言うと、このプロジェクトを僕が本当に出来るのか?と言う大きな不安があったからです。バイオハザードダークサイドクロニクルズに参加させて頂いたのは、バイオハザードコードベロニカのオリジナルスタッフだったと言う理由もあります。もちろんタイトル音楽を担当する事の理由はそれでけはありませんがその要因も高かった事は確かだと思います。そして今回のリベレーションズは僕にとってオリジナルのバイオタイトルです。つまりコードベロニカの担当だったからという理由は全く通用しない、真の実力が試されるプロジェクトであったからです。コードベロニカからの解放、そして新しい挑戦・・・。ものすごいプレッシャーを感じていたんだと思います。東京に戻ってきて制作の日々が始まりました。しかし、実際に制作に入ると昔取った杵柄か思ったよりも苦労をせずにあらら〜と冬が過ぎ、春が過ぎ、夏が過ぎ・・・終了とあいなりました(笑)。それでもプレッシャーがなかったかと言えば嘘になりますが、楽しめたのも事実です。もちろんそこに至るにはカプコン側サウンドスタッフの皆さんが優秀であった事は言うまでもなく、僕の見えない所で色々と苦労させてしまったのではないかと今でも思っていますが・・・無事に発売されたので、 ま、良しとしましょう(笑)。ゲーム音楽はゲームがあって初めて成立します。これからもゲームに寄り添う様な音楽を作って行けたら良いと思います。それでは引き続きバイオハザードリベレーションズを宜しくお願い致します。そしてちょっこっとだけサウンドグラフィティースタジオの応援も宜しくお願い致します!(笑)。

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